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温海で寄り道 Chitto Motche 後編

日本で唯一、全市町村に温泉が湧く山形県。
新潟との県境からほど近い鶴岡市のあつみ温泉は、1,000年以上という長い歴史を持つ温泉地だ。
旅館や商店が川に沿うようにして並ぶその温泉街に、足湯カフェ「Chitto Motche(チット・モッシェ)」はある。

ここ、あつみ温泉には『そぞろ歩きの楽しい温泉街』というテーマがある。
春には咲き乱れる桜、秋には遡上してくる鮭を眺め、季節を感じながら川沿いを歩く。
昔ながらの商店でおまんじゅうや元禄餅を買って、食べながらぶらぶら歩く。

「散歩の途中でちょっと疲れたら、コーヒーでも飲みながら足湯でのんびり。
そんな場所があったら面白いんじゃないかということで、この名前に決まったんです」(チーフ 榎本さん)

ちっと、もっしぇ。
実はこれ、「少し、面白い」という意味の方言なのだ。

おもしろいのは店名だけではない。
店内にも楽しく過ごせる工夫がたくさんある。

座敷席には、冬限定で火が入る大きな囲炉裏がある。
「こたつでアイス」感覚で、あえて冷たいものをいただくのもいいかもしれない。

囲炉裏に火を入れる、チーフの榎本さん。

囲炉裏に火を入れる、チーフの榎本さん。

秋冬限定の、ホワイトチョコラテ。ドリップコーヒー以外のメニューも、自分で豆を挽くことができる。

秋冬限定の、ホワイトチョコラテ。ドリップコーヒー以外のメニューも、自分で豆を挽くことができる。

つくり手の顔が見えるような、てづくりの品が多く並ぶ。

つくり手の顔が見えるような、てづくりの品が多く並ぶ。

温海で寄り道 Chitto Motche 後編

コーヒーを注文すると、自分で豆を挽くことができる。
普段はインスタントですませてしまう人も、「自分で淹れた風」の本格コーヒーが味わえる。

ギャラリースペースには、地元作家たちの作品が数多く並ぶ。
なかには、この地域に古くから伝わる日本三大古布の一つ「しな織」を使ったバッグなどもある。

もちろん、「足湯でのんびり」も欠かせない。

上質な「もっしぇ」に溢れたChitto Motche。
あなたにぴったりな贅沢時間がきっと見つかるだろう。

Shop information

店名:Chitto Motche(http://chitto.exblog.jp/

住所:〒999-7204 山形県鶴岡市湯温海甲170

TEL:0235-43-4390

営業時間:10:00〜18:30(第三木曜定休。祝祭日の場合は営業)

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