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メールで相談できるインテリアコーディネーター 小島真子 後編

インテリアコーディネーターとして、様々な雑誌やセミナーで活躍する小島真子さん。梅雨のジメジメ気分を変えてくれるディスプレイのコツを聞いてみた。

「ジメジメには、キラキラで対抗するのが有効ですよ。

例えば、梅雨の花の代表であるあじさいを、ガラスのデザイングラスに入れていけてみてはいかがでしょうか。ボリュームのあるあじさいは、買うのも飾るのも難易度が高いと思われがちですが、小分けにすると扱いやすいですね。

私がディスプレイをする時に使うのが『引き算』のテクニック。最初から完璧なバランスを目指していけていくのではなく、多めにざっくり入れてみるところから始めます。そこから、何を見せたいのか意識しながら、引いていくとうまくいくと思いますよ。

また、ファブリックの色を変えるだけでも、簡単に部屋の雰囲気が変えられます。

梅雨の時期なら、涼しげな色合いのブルーやグリーン、パープルのグラデーションがおすすめ。
色だけでなく、質感や素材感にもこだわると、素敵に仕上がります」

雨音をBGMに過ごす贅沢なひととき

一児の母でもある小島さんが、多忙な日々の中で大切にしているちょっと贅沢な時間とは?

「香りのいいお茶や珈琲を手に、ゆっくりくつろぐ時間ですね。好きなのは、デンマーク王室も御用達のルイボスティー。これは、自宅近くの家具屋さんで買うことができるお茶なのですが、贅沢な気分になれるので大好きです。

それと、夏の定番で欠かせないのが、マルワコーヒーさん(http://www.maruwa-coffee.com/)の水だしコーヒー。豆の卸屋さんなので、ブレンドなど好みに合わせてひいてくれるし、とにかくさらっとしていて後味がスッキリしているのがいいんです。夏はこれがないと始まりませんね。

これから気分の晴れない雨の日も多くなってくると思いますが、この時期にしか感じられないものを大切に過ごしたいと思います。室内で読書を楽しむのならば、テレビではなく雨音をBGMに。湿気にイライラするのではなく、ベッドシーツを素敵なリネンに変えてみる。ちょっとした贅沢を、皆さんにも身近なところから味わってほしい」

最後に、小島さんがこれから目標にしていることを聞いてみた。

「これまでもそうでしたが、インテリアでこんなに居心地のいい部屋になるんだという実感をより多くの方にしてもらえるような提案をし続けたいですね。暮らし方や部屋のつくりは、ライフスタイルそのものに関わること。私自身も自分の幅を広げて、もっと素敵な部屋作りがしていけたら」

雨音が楽しい季節。この時期にしか感じることのできない趣を楽しめる、心の贅沢さを大切に過ごしたい。

デンマークにある老舗の紅茶ブランド『A.C.PERCH’S THEHANDEL』と、家具のセレクトショップ「アクタス」がコラボしたオリジナルブレンド。『ルイボス・レッドフュージョン』

デンマークにある老舗の紅茶ブランド『A.C.PERCH’S THEHANDEL』と、家具のセレクトショップ「アクタス」がコラボしたオリジナルブレンド。『ルイボス・レッドフュージョン』

「欲張ってたくさん盛りすぎないのがコツ。よくサラダに使うガラスの小さなボールも花瓶として使ってみても」(小島さん)

「欲張ってたくさん盛りすぎないのがコツ。よくサラダに使うガラスの小さなボールも花瓶として使ってみても」(小島さん)

色はグラデーションにして、素材で遊んでみるのもいい

色はグラデーションにして、素材で遊んでみるのもいい

プロフィール

小島真子(コジママコ)

インテリアコーディネーター。カラーコ―ディネーターやファイナンシャルプランナー、福祉住環境コーディネーター等の資格も持ち、「ひとりひとりにあった居心地の良い空間作り」をモットーに多くの物件を手がけている。

オフィシャルサイト:http://ameblo.jp/komajimako/

photo_naomi kinoshita
text_miwako matsuzaki
edit_yu koyanagi