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頑張った心と体の浄化力を高め、自分を癒す 女性にうれしい『月ヨガ』創始者 島本麻衣子

月の満ち欠けのリズムに合わせたポーズや暮らし方を提案する「月ヨガ」。12/17はちょうど満月にあたるが、「月ヨガ」創始者の島本麻衣子さんによると、満月は新月の頃に立てた目標が実る時期なのだとか。それでは、満月から新月に向かう時期はどのように過ごせばよいのだろうか。島本さんにお話を伺った。

「満月から新月までの期間は、『デトックス期』です。その中でも、満月から下弦の月の期間は、満月で受け取った実りをストックしたり、周囲に還元したりと、整理整頓をしていく時期となります。身の回りを片付けるのにぴったりです。

また、満月に向けて高まっていた緊張から解放されて、落ち着いた気分を取り戻していく時期でもあります。発汗作用のある温泉に入ったり、角質や毛穴のケアを行ったりして、老廃物をデトックスするのもいいですね。

この時期は、頑張った体をゆるめるポーズを主に行います。胸や肩の力を抜き、頭蓋骨、肩甲骨、骨盤を開いて滞りがちなリンパや血液の流れをスムーズにしていきましょう。

上の写真は、この時期におすすめの、鳩のポーズ。股関節や肩関節が硬いと、このポーズをとるのはなかなか難しいのですが、できる範囲で動かしていけば大丈夫です。ポーズをとることで股関節や肩関節の柔軟性が徐々に高まり、肩こりや腰まわりや太ももの血流がスムーズになります。胸を大きく開くので、バストアップも期待できますよ」

次のサイクルに向けて老廃物を追い出す

下弦の月を過ぎると、新月に向かって月はさらに細くなっていく。この時期の心身の変化は?

「新月が近づくにつれて、意識はどんどん自分の中に向いていきます。派手な行動は自然と控えられるので、ひとりでじっくりと自己分析をするのに適していいます。自然と次の新月で立てる目標も見えてくることでしょう。

体は、老廃物を排出する動きがさらに高まってきます。ダイエットや便秘のケアをするのに最適な時期ですし、新陳代謝も活発になるので、半身浴でデトックス効果を高めるのもよいでしょう」

下弦の月~新月には、体の上下を逆転させたり、大きくねじったりするポーズがいい。

「これらのポーズは、排出する力がさらに高めてくれるもの。大きくポーズをとることで新陳代謝が高まって体が温まりますし、老廃物も一掃されます。

上の写真は膝をついて行う三日月のポーズです。
両脚を大きく開くので、骨盤や股関節周りを活性化させ、老廃物を流してくれます。上半身もぐっと反らせることで、呼吸も大きく深くなり、肩まわりもほぐれていくんですよ」

デスクワークで凝り固まった肩や腰に悩んでいるなら、このポーズがぴったり。しっかりと体をほぐしてみよう。

三角のポーズ。足腰の安定と上半身の柔軟性を高める。足は肩幅の倍に開き息を吐きながら上半身を倒していく。

三角のポーズ。足腰の安定と上半身の柔軟性を高める。足は肩幅の倍に開き息を吐きながら上半身を倒していく。

ガッセキのポーズ。息を吸いながら背筋を伸ばして、吐きながら両膝を地面に下ろしていく。

ガッセキのポーズ。息を吸いながら背筋を伸ばして、吐きながら両膝を地面に下ろしていく。

金剛座のポーズ。正座を崩してかかとをお尻の横へ。膝を閉じて背筋を伸ばし、骨盤を起こす。深い呼吸を感じましょう。

金剛座のポーズ。正座を崩してかかとをお尻の横へ。膝を閉じて背筋を伸ばし、骨盤を起こす。深い呼吸を感じましょう。

プロフィール

島本麻衣子

兵庫県出身。2002年に上京、2003年にワコールのCMを機にデビューし、雑誌モデルや女優として、映画や舞台に出演するなど、活躍の幅を広げる。ヨガとの出会いを経て、2010年に女性に合った「月ヨガ」を実践考案。『月ヨガ』(講談社)など、著書多数。
月ヨガ by 島本麻衣子:http://www.tsukiyoga.com/

photo_hiroyuki sato
text_akiko imai
edit_miwako matsuzaki