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ちょっと贅沢お作法

体内時計をリセットするには

睡眠サイクルを司るのは、体内時計と言われるもの。体内時計は睡眠だけではななく、血圧や体温、成長ホルモンなどにも影響があるとても重要なものです。正しい睡眠サイクルを取り戻す方法を学びましょう。

体内時計は視交叉上核(しこうさじょうかく)と呼ばれる左右の目から伸びた視神経が、脳内の視床と呼ばれる部分の下部で交差しているところのすぐ上にあります。

朝に太陽の光を浴びると目から視交叉上核へと届き、そこから脳の中の内分泌器、松果体(しょうかたい)へ信号を送ります。松果体は二つの大脳の間に位置し、眠りのリズムを司るホルモンを分泌する場所。朝に太陽の光を浴びるとその14時間後、松果体から睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが分泌され、体は「夜になった」と感じて眠くなるのです。

人間の体内時計は本来、1日25時間と言われています。しかし、そのように朝の光を浴びることにより、1日24時間サイクルに調整さているのです。

しかし、それだけではなく、食べ物を食べるタイミングでも、体内時計はコントロールできると最近の研究では知られてきました。

狂った体内時計をリセットするには、起床前の16時間、何も食べないでいること。体を食べ物に飢えた状態にすることにより、新しい睡眠サイクルにスムーズに入れるそうです。

これは、夜型生活になっている人だけではなく、時差の多い場所へ海外旅行に出かけるときなどにもお役立ちのテクニック。旅行先で朝食を食べる時間から逆算して、16時間何も食べないようにすれば、次に食事をしたとき、体内時計が今が朝だと認識してくれます。

せっかくの旅行ですから、時差ボケで時間を無駄にせず行動したいもの。このテクニックを応用すれば、現地に着いてすぐにすっきりした気分で活動できます。

text_akiko mitani