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ちょっと贅沢お作法

正しい不眠解消法

ぐっすりと眠るためには、就寝前にパソコンやテレビ、スマートフォンなどの画面を見ないようにすること、そして、お風呂に入ることが大切。その理由と意味を知り、快適な睡眠の取り方を身につけましょう。

ベッドに入る前に人工的な光に照らされていると、睡眠を促してくれる大切なホルモン、メラトニンが充分に放出されなくなってしまいます。
部屋の照明も眠る少し前から暗くしていくなどすると、メラトニンの分泌が促されるそうです。

また、眠るためには自律神経の状態も重要。自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。眠りにつきやすいのは副交感神経が優位な状態のとき。副交感神経を優位にするには、お風呂に入ることが効果的です。

副交感神経は、交感神経がいったん優位に立ったあと、だんだんと活発になる特性を持ちます。交感神経を上昇させるのに効果的なのが体温を上げること。まず、交感神経を上げるためにお風呂が重要なのです。

体温が上がると血圧が上がり、皮膚や血管の拡大が始まります。拡大が終わると、血圧が下降します。その後、お風呂から上がると体温が下がるため、再度、血圧が上昇します。このように血圧の変化が盛んに行われている状態が、交感神経が優位に立っているときです。

お風呂から上がってしばらくすると、だんだん心拍数が下がってきます。そのあたりが、副交感神経の出番です。お風呂の温度は、ぬるめが効果的です。

お風呂に入る前にテレビやパソコンを消して、今日はもう見ないと決める。そして、ゆっくりお風呂に浸かって体を温め、ほっとするタイミングを見計らって布団に入れば、きっとぐっすり眠れるはずです。

text_akiko mitani