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ちょっと贅沢お作法

折り紙の基本、用語集 折り紙にも基本があり、用語があります。基礎知識を身に付けてみましょう。

一口に折り紙と言ってもさまざまで、折り方や技法にも名前がついているもの。
最近では、既存の折り紙の型にとらわれていない新しい折り紙の折り方も生まれています。
折り紙の基本や用語を学んでみましょう。

代表的な折り紙といえば、鶴や風船、紙飛行機、手裏剣などがあります。
それらは伝承折り紙と呼ばれ、折り紙の伝統的な作品として認められているもの。

また、折り紙にはその形からさまざまな折り紙が生み出せる基本形があります。
代表的な基本形は「鶴の基本形」、「あやめの基本形」「さかなの基本形」「とびらの基本形」など。
この形から、さまざまなバリエーションを加え、新しい折り紙が生まれていくのです。

また、最近では一枚だけではなく何枚もの折り紙を使う作品も生まれ、それぞれに名前がつけられています。
誰もが「折り紙」と言えば想像する正方形の紙一枚だけを用いたものは「不切正方形一枚折り(ふせつせいほうけいいちまいおり)」と言います。
はさみなどを使用しない、もっともノーマルな折り紙です。

いくつかの紙を使い、組み合わせる折り方は「複合折り紙」と言われています。
紙に切り込みを入れなくても複雑な形のものを作ることができるのと、色や柄の違う折り紙を使うことで、カラフルで華やかな作品を作れるのが魅力です。

最近話題なのが、紙に切り込みを入れて作る「切り込み折り紙」。
折り紙にはさみを入れることにより、カドの数を増やしたり、一部を切り取ることによって複雑な形を作る技法です。
つながっている千羽鶴などはこの「切り込み折り紙」の手法で作られます。

何枚もの紙を同じ形に折ってそれらを組み合わせる「ユニット折り紙」は、「くすだま」や「箱」などを作る時に活躍します。2枚を組み合わせたものから「ユニット折り紙」と言われますが、中には1万枚以上組み合わされているものも。組み合わせる時は紙の摩擦を利用するのが一般的ですが、糊を使用したり、糸で綴じるケースもあります。

近年、芸術的に再評価されている折り紙。基本用語を学ぶことで、奥深い折り紙の世界がもっと楽しめるようになるでしょう。

text_akiko mitani