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ちょっと贅沢お作法

世界で広がる折り紙 「ORIGAMI」として親しまれ、世界で広がる「折り紙」の輪

各国で親しまれ、「世界平和」の祈りを込めておられる折り紙。
折り紙を海外の方がどのようにアートにしているのか、日本から羽ばたく折り紙作家について、「おりがみの日」が世界につながるわけをお伝えします。

海外では「折り紙」は「ORIGAMI」として各国で親しまれています。

NY、イギリス、イタリア、ベルギー、オランダなど20ヶ所以上に折り紙協会の組織があり、各地の協会が折り紙の普及のための活動を行っているそう。

また、フランス人アーティストMademoiselle Mauriceさんは、香港やベトナムなどで折り紙によるストリートアートを展開しています。
彼女が折り紙に触れたのは、日本に1年滞在したことがきっかけ。
その際に、広島で原爆被害者となった佐々木貞子さんが、自身の回復を祈り千羽鶴を折り続けたというエピソードを聞き、世界が平和になるように祈りを込めて作品を作り続けているそうです。

また日本からも世界へ羽ばたく折り紙作家が続々と。
2012年にアメリカのマイアミとアトランタ、ペルーのリマで行われた折り紙デモンストレーションとワークショップでは、日本を代表する折り紙作家が講師として登場。
一般の方、日本語を学び、日本文化に興味がある方、デザインの専門家など多岐にわたる人々に日本の折り紙の魅力をレクチャーしたそうです。

また、「おりがみの日」とされている11月11日にも世界につながる理由があります。
もとは、数字の1が4つ集まる日が折り紙の四辺を表しているという理由からこの日が「おりがみの日」と定められました。
しかし、この日は第一次世界大戦休戦条約が調印された「世界平和記念日」でもあります。
このことから、折り紙は世界平和に貢献できれば、という気持ちが込められていると言われています。

世界をつなぐ、折り紙の輪。日本から始まった折り紙がこうして世界各国で親しまれているのはなんとも嬉しいことですね。

text_akiko mitani