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ちょっと贅沢お作法

折り紙で作られた「折り顔」

タレントの松尾貴史さんが、実は折り紙で作られた顔「折り顔」作家としての顔をもっています。
驚くほどに生き生きとした人物の「顔」を紙一枚で作る「折り顔」の魅力は、どういったものなのでしょうか。

松尾貴史さんがどのように「折り顔」を作っているかを伺いました。

お題にしている人を選んだ理由はなんですか?

「出来事や存在が印象に残っている場合もあれば、顔の造作で折りたいと衝動が湧いた場合もあります」

なぜ、折り紙や「折り顔」に興味をお持ちになったんですか?

「子供の頃から、ルールを自分で作る遊びが好きでした。後から思うことですが、正方形で折るだけという昔ながらの制約に、自分なりの工夫で無限に、そして安上がりに楽しめるのが性に合っていたのだと思います。五七五に季語という、俳句のシンプルなルールにもつながる無限大のイマジネーションが魅力でもあります」

作品ひとつにかかる制作時間は? 使用している紙はどういったもの?

「構想や試行錯誤は別として数時間ほど。紙はやはりある程度、コシのある和紙がよいと思います」

今までの作品の中で一番のお気に入りは?

「桂米朝師匠のお顔や、七福神が気に入っています」

また、このサイトができた経緯を、後藤国弘さんにお伺いしました。

折り顔をサイトにまとめた理由は?

「以前に青山での折り顔展覧会の開催を手伝ったことがきっかけです。その時に本当に大勢の方が観に来られたので、さらにより多くの方に観ていただきたいと思い、サイトをつくりました」

サイトにおけるお二人の役割分担はどういうものですか?

「もともと二人は友人ですので、個人的な関係からこの折り顔のサイトの制作も始まりました。「折り顔」は松尾貴史のアートで、後藤はサイトの制作や展覧会の企画などをお手伝いしています。サイトならではの面白さを加えたいと考え、後藤が言葉を足しています。展覧会では、「折り顔」のみの展示です」

今後の活動はどういったことを予定されていますか?

「現在のサイトに他の作品を加えたり、さらに展覧会の開催など、いくつかの計画や夢はありますが、現在ちょっと止まっている状況です。もっと、楽しく広げていけるように頑張ります」

折り紙の世界に新たな風を吹き込む「折り顔」。紙だけで作られる様々な人物の造形をサイト上で楽しんでみてください。

「折り顔」
http://www.origao.jp/

text_akiko mitani