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ちょっと贅沢お作法

どきどき、ときめき。恋する気持ちの科学的な仕組み

恋をすると胸がどきどきするもの。最近の大脳生理学の分析では、このときめきの感情が、脳内物質によるものだという結果が出ています。どうして、恋をするとときめくのか、科学的な視点から学んでみましょう。

恋に落ちたとき、脳にはフェニール・エチル・アミン(PEA)という脳内物質が増えることが、大脳生理学の分析で明らかになっています。この物質は、覚せい剤に似た作用を持つもの。フェニール・エチル・アミンが働くと、恋愛を最優先して相手のことしか考えられない状態になるそうです。

このフェニール・エチル・アミンは別名『恋の媚薬』と言われています。数ヶ月から数年と時期は人それぞれですが、いつか分泌を止めてしまうそう。恋のときめきは長くは続かないというのは、科学的にも立証されているようです。

しかし、フェニール・エチル・アミンの分泌が止まっても、幸せや愛を感じさせるセロトニンや、安らぎや多幸感をもたらすβエンドルフィンが分泌されれば、恋愛関係は続くと言われています。

長続きする恋愛の秘訣は、恋を愛に変えることとよく言われていますが、脳内物質の観点から見てもその説は正しいようですね。

参考:
『愛はなぜ終わるのか』ヘレン・E・フィッシャー、吉田利子訳(草思社)

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