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フランスでも注目される少女漫画。立役者に萩尾望都さん

日本の漫画が人気のフランス。では、少女漫画はフランスでどのような評価を受けているのでしょうか。紫綬褒章も受章した少女漫画家、萩尾望都さんの取り組みやフランスでの少女漫画の受け入れられ方をお伝えします。

フランスの首都、パリでは『ジャパンエキスポ』という欧州最大の日本文化イベントが毎年行われています。このイベントは、アニメや漫画、ゲームなどのブースが出店されるいわば日本の漫画文化の祭典。来場者は19万人を超え、ヨーロッパの枠を飛び越えて各地で話題です。

この『ジャパンエキスポ』に2012年、『11人いる!』、『トーマの心臓』などで知られる少女漫画界の巨匠、萩尾望都さんが登場しました。
講演やライブなども行われる『ジャパンエキスポ』ですが、萩尾望都さんは同人誌を販売するブースに出店。原画や『ジャパンエキスポ』限定の同人誌を販売し、話題を呼びました。

フランスでは日本の少年漫画と比べて、少女漫画の認知度が低いのが現状です。そのため、萩尾望都さんは日本の少女漫画の普及を目指し、『ジャパンエキスポ』に出店を決意。その他、パリのブックフェアやフランス国立美術館にて行われた漫画イベントなどにも登壇し、日本の少女漫画の多様性と魅力について語りました。

その活動のおかげか、近年はフランスでも少女漫画の人気が急上昇中。『Shojo』というカテゴリーで認知されています。日本では、男性が少女漫画を読むのは珍しいものですが、フランスでは男性にも比較的受け入れられているそうです。

世界に羽ばたく少女漫画の今後が楽しみですね。

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