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ちょっと贅沢お作法

バラの血液型はAB型で、ナシはO型。花の豆知識

どうして銀行にはどこも観葉植物があるのか、サボテンのトゲは何のためにあるのか。見慣れた植物や花にも実はれっきとした理由や意味が隠されています。ちょっと珍しいトリビアをお伝えしましょう。

■銀行の観葉植物にはこんな意味が!
銀行の出入り口に置いてある観葉植物。実は、この観葉植物は銀行強盗が入った時に、犯人のおおよその身長を覚えておくためという役目があるとのこと。人相や服装などは覚えておくことができますが、身長は記憶があいまいになってしまうもの。そこで、目安として観葉植物が使われているといわれています。
銀行の観葉植物の高さは、約170cm。これは日本人の成人男子の平均身長と一緒です。この観葉植物があることによって、犯人の身長が平均より高いか低いかがわかるようになっているのです。

■花にも血液型がある
人間の血液型を調べる時は、血液に特殊な血清を混ぜてその反応で判別します。約10%程度ですが、植物でも血清に反応を示すものがあるのです。
わかっているもので言うと、A型はアオキ、キブシ、ヒサカキなど。B型は、イヌツゲ、ツルマキなど。O型は、モミジ、ダイコン、ブヅ、ツバキイチゴ、ナシなど。AB型は、バラ、スモモ、ソバ、アワビ、カエデなど。ちなみにO型が一番多く血液型が分っている植物の80%を占めるようです。

■植物も生殖の時に興奮する
生殖の時、植物も動物と同じように興奮します。受粉の際におしべの花粉がつくと、めしべの細胞の核が色素で染まり、接触した花粉の周りに粘着性の液体が出します。これにより、より受粉がしやすくなるそう。おしべの花粉もめしべに触れると表面から水のような液体を出して興奮します。また、植物にも相性があり、合わない相手だとめしべが興奮しないそうです。

■植物を撫でると背が低くなる
植物を撫でているとあまり育たなくなるという研究結果が出ています。エチレンというホルモンが発生し、成長を止めてしまうそうです。また、高山地帯に行くと植物の背が低くなります。これは、寒さのために成長が遅いせいと、あまり背を高くすると折れてしまうからだと言われています。

■サボテンにトゲがある理由
サボテンのトゲは動物に食べられるのを防ぐという役目もありますが、それだけではありません。トゲは強い日差しから身を守る冷却装置の役目があります。試しにトゲをとってしまうと、温度が10℃も上がるそうです。
また、トゲには空気中からの水分を得るという役目もあります。空気中の水分子がトゲの先端に吸着されるそうです。このため、サボテンは朝夕に霧が発生するところなら雨が降らなくても生きていくことができます。

普段、何気なく見ていた植物や花にもさまざまな意味があるもの。知らなかった花の豆知識を学ぶと、奥深い花の世界がもっと魅力的に感じられますよね。

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