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ちょっと贅沢お作法

世界のなかなか咲かない不思議な花

約20万種類あると言われる世界の花々。春になれば毎年咲く花もあれば、数十年から数千年のスパンでしか花を咲かせない植物もあります。世界各国にある不思議な花々の秘密を探ってみましょう。

■コンニャクにも花がある
コンニャクにも花があることをご存知ですか。
その開花は5~6年に一度と言われ、開花すると株は枯れてしまいます。
花の大きさはなんと2mほど。
コンニャク芋から一週間程度で2mもの長い花が出てくる様子は圧巻だそうです。

■7年に一度、2日間だけ咲く「死体の花」
インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生する、世界最大の花がショクダイオオコンニャク。
7年に一度、2日間しか花を咲かせません。このショクダイダイオオコンニャクは花が咲く時に熱と臭いを放ちます。
これはフンコロガシなどの昆虫を引き寄せるため。
その臭いが生ゴミのような臭いがするため、「死体の花」「死臭の花」とも呼ばれています。

■30〜50年周期で三ヶ月かけて咲くアオノリュウゼツラン
30~50年のスパンで開花するアオノリュウゼツラン。
開花期になると下の部分の葉がかれはじめ、同時に花茎が成長します。茎の成長は一日に10cmにおよび、二ヶ月も過ぎると大きいものでは高さ10mに達するそう。そして、数千の花をつけ、一ヶ月かけて全ての花が咲き終えるそうです。

■60~120年に一度咲き、全滅も辞さない竹の花
竹類は発芽してから地下茎によって繁殖を続けるもの。しかし、ある時期に差し掛かると花を咲かせ、種子を実らせて一生を終えます。その周期はおよそ60~120年に一度で、竹の花の開花は竹の七不思議として知られています。竹は地下茎で全て繋がっているので、その場合、竹林がまるまる消えてしまう場合も。元に戻るまで15~20年かかると言われ、竹の花の開花は「竹の死病」として恐れられています。

■3000年に一度しか咲かない伝説の花、うどんげ
うどんげとは「優曇華」と下記、仏教経典において3000年に一度花が咲き、その時に如来が現れるとされる伝説の植物。また、実在するフサナリイチジクと指す場合や、昆虫クサカゲロウの卵のことを指す場合もあります。
うどんげは長く伝説の植物として知られてきましたが、2010年に中国の江西省の民家にて、発見。長さ1mm程度の小さな花ですが、「本物である」と認定されたそうです。

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illust_yu koyanagi