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ちょっと贅沢お作法

正しい傘の使い方

傘は実は40~50本のパーツからできていることをご存知でしょうか。普段何気なく使っている傘ですが、実はさまざまな部品を繊細に組み合わせたデリケートなもの。お気に入りの傘を長持ちさせるためにも正しい傘の使い方を学びましょう。

■無理やりに傘を開かない
ベルトをはずし、生地をほぐしてから広いところで真上に向けて開きましょう。生地が巻き付いたままの状態で無理に開くと、傘全体に負担がかかり、生地が絡んで骨が折れたりするので注意して。

■さしている時に傘を回さない
傘をさしているときにくるくる回すのはやめましょう。手元に遠心力がかかり、傘に大きな負担がかかります。映画の登場人物のように傘を回すのは楽しいものですが、長持ちさせたいなら避けて。

■杖の代わりに使わない
閉じた傘を杖のように使うと、体重をかけることで傘に負担がかかります。また、道路にこすれることによって石突きと呼ばれる手元の逆側についている部分がすり減ることも。

■クリームや乳液がついた手で使わない
クリームや乳液などでハンドルが色落ちしてしまう場合が。またべとついた手で傘を持つと滑って危ないです。クリームを塗ったあとは手を拭うなどしてから傘を持ちましょう。

■閉じるときに生地をしめつけない、こすらない
傘を閉じるとき、乱暴に扱うと生地表面の加工がとれてしまいます。またぐちゃぐちゃに畳むと色あせや生地の傷みが早まる可能性が。畳む時もゆっくり優しく行いましょう。

■水切りもゆっくり、優しく
使用した傘の水滴を飛ばすとき、手元を持って中棒を回し水を着る人が多いですが、実はこれは骨や柄に負担がかかるやり方。下を向けて、傘を開いたり閉じたりするのが正しいやり方です。

■濡れたまま放置しない
水気を含んだ傘をそのままにしておくと骨が錆びたり、生地が傷んだりしてしまいます。使用後は必ず陰干しをしましょう。

大切な傘をいつまでも綺麗な状態で使うため、正しい傘の使い方を身につけましょう。

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illust_yu koyanagi