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デイプレ手みやげ

新しい活版造形者とともに『Viva!! カッパン♥』 活版ルネサンスと 身体性をともなった「ものづくり」の歓び

懐かしいのに新しい「活版印刷」
見て楽しい! 知って楽しい!! 自分でやるともっと楽しい!!!
新しい活版造形者のための必携書。

スマートフォンにタブレット端末、デジタル全盛の現代に、
アナログな印刷方法である「活版(カッパン)」が、いま再び注目を集めています。
その中心は昔ながらの活版印刷を知らない新しい世代であり、
なかでも女性が大半を占めていることも大きな特徴です。

活版印刷は、印刷版の凸部分にインキをつけて印刷する
「凸版印刷(letterpress printing)」の一種で、
おもに「活字 type」を主要な印刷版とする印刷方法です。

「活字」は組み合わせて、繰り返し活用できることから、
「可動活字 movable type」とも呼ばれます。

印刷の歴史は東洋のほうが古く、
活字を印刷版とする印刷術の発祥の地も東洋とされています。
15世紀の中頃には、西洋で活字合金の配合や印刷機が大成され、
その開発者の一人としてグーテンベルクの名前がよく知られています。

この近代的な「西洋式活版印刷術」は、その後永きにわたり、
文字情報伝達の主役の座をつとめましたが、
写真植字法による版下制作への移行、オフセット平版印刷の台頭、
デジタル技術による印刷技術と通信技術の変革を経て、
衰退の道を辿りました。

しかし、効率優先の情報処理に追われる日常に
疲弊や疑問を感じたひとびとによって、活版印刷がもたらす
「身体性をともなった、ものづくりの純粋な歓び」や
「コトバを紙面に定着させることの意味や充実感」が
昨今、見なおされるようになりました。

そのような「新しい活版造形者」のために、
「活版ルネサンス」を提唱し、
活版印刷の今日的な意義とその可能性のヒントが満載された書籍が
『Viva!! カッパン♥』です。

活版印刷の基礎知識や道具の解説はもちろん、
実践者に必要な基本的な活字組版や活版印刷機の使い方から、
研究者にも読みごたえのある少々マニアックなコラムも充実。
活版印刷初心者から上級者まで、幅広く楽しめる一冊です。

活版印刷の道具や用語を豊富な写真とテキストで丁寧に解説。
活版印刷について楽しく知ることができます

活版印刷の道具や用語を豊富な写真とテキストで丁寧に解説。
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コンパクトで愛らしい手動式の卓上活版印刷機Adana-21J。
活版印刷実践派のためのHow toも満載。

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Item data

商品名:
アダナ・プレス倶楽部 編著 『Viva!! カッパン♥』
販売元:
朗文堂
URL:
[朗文堂]http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/
[アダナ・プレス倶楽部]http://www.robundo.com/
お問い合わせ先:
03-3352-5070

プロフィール

片塩二朗(かたしお じろう)

片塩二朗(かたしお じろう)

株式会社 朗文堂 代表。長野県 飯山市 出身。幼少のころより、文字活字に人並みならぬ興味をおぼえ、こんにちに到る。
大日本印刷株式会社「秀英体プロジェクト」の監修をはじめ、おおくの書体や組版システム開発の監修、印刷史の研究・出版に携わる。著書に『活字に憑かれた男たち』『ふたりのチヒョルト』『富二、奔る』『秀英体研究』他。
【朗文堂】http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/
【片塩二朗blog 花筏】http://www.robundo.com/robundo/column/

プロフィール

大石 薫(おおいし かおり)

大石 薫(おおいし かおり)

東京農業大学 農学部卒 遺伝育種学専攻。同校にて学芸員資格と図書館司書資格を取得。
凸版印刷株式会社「印刷博物館」の設立準備に携わり、印刷工房「印刷の家」に勤務。
2006年、片塩二朗とともに、朗文堂において「アダナ・プレス倶楽部」を設立。活版印刷の今日的な意義と活用の提案および普及活動をおこなう。著書に『Viva!! カッパン♥』。
【アダナ・プレス倶楽部】http://www.robundo.com/

photo_muccu
text_ROBUNDO Jiro Katashio & Kaori Oishi