平日のちょっと贅沢なライフスタイルマガジン Daily Premium Calendar

テーマ「涙」

歌人の鈴掛真です。『贅沢短歌』では、皆さんの毎日のちょっとしたエッセンスとなるように詠ったオリジナル作品を、創作のコツと共に毎週ご紹介していきます。

3月のテーマは「涙」。喜びや悲しみ、感情の激しい昂りによって人の目から零れ落ちる滴。堪えきれず込み上げた様々な想いが形となった、この世で最も美しい液体と言えるのではないでしょうか。そんな皆さんの涙を誘うべく、とびきり切ない"泣き"の12首を集めました。
第3週目には皆さんからの公募短歌をご紹介、第4週目には好評のWEBラジオも配信!それでは鈴掛真が、奥深い短歌の世界へ誘います。

  • 小説に残るしおりで君の目が涙に濡れた瞬間を知る
  • つまんない冗談みたく「また明日会おうね」みたく別れたあいつ
  • 恋なんて大人になれば誰だって上手になると思ってたのに

歌人としてデビューして以来、読者の方から短歌の感想をたくさん頂きますが、「泣けました!」「涙が止まりませんでした!」という声が多く見受けられます。僕の作品に悲しいテイストのものが多いのは、喜びや怒りなどあらゆる感情の中で、悲しみが最も他人と共鳴しやすいと考えているからです。2時間の映画や5分の音楽より更に短い、31音の短歌だけで人を泣かせることができるかもしれない。僕の歌の中にはそんな挑戦が常に込められています。ちなみに僕自身、テレビ番組『はじめてのおつかい』で号泣してしまうくらい、とっても涙もろい性格です(笑)。

プロフィール

鈴掛真(すずかけ しん)

鈴掛真(すずかけ しん)

歌人。
Twitterとブログ「さえずり短歌」で作品を随時発表。短歌インスタレーション、朗読LIVEなど、これまでに無い新たな短歌の表現を追求している。 セオリーは「短歌のスタンダード化」「ポップスとしての短歌」。著書に『好きと言えたらよかったのに。』(大和出版刊)がある。

http://suzukakeshin.com/